□報告書;「向かい風なんて」

<走行記録>
天気;
距離とアップ;136.37km、500up
最高時速;35.5km/h.
平均時速;19.1km/h.
ルート ;浜名湖〜豊橋〜名古屋〜四日市
宿泊  ;スーパーホテル四日市
入浴  ;同上

<道路情報>

・国道1号から県道31号の分岐が間違いやすかった。そして、迷った。
・尾張大橋、自転車道有り。伊勢大橋、自転車道、というか鉄板の歩道有り、かなり怖い。



報告書;

冬の朝はいかにも早い!
なぜなら、
寒いから。
5時に起きた。寒くて寝れないから起きた。
寒くてお腹が冷えて、○痢に悩まされた。
そして、
異常に朝早く出発した。
なぜなら、
寒いから。

新居の関は美しかった。
ここで日の出が出たのだ。
今は道路はコンクリートで舗装されて入るものの、
それと関所と、その先にだんだんに現れる朝日。
それは、夕日のように、
真っ赤だった。
(報告書のタイトルの写真はこれである)

潮見坂。
かつての難所も、今や舗装済。
とはいっても、すごい坂がじっくりと待っている。短いのでたいしたことないけど。
入り口から暗くて狭い坂で、となりの国道に逃げそうになるのを必死でこらえた。
でも、上りきって見渡す遠州灘はすごくきれい。

下っていくと、
昔の町並みが残されていて、いい雰囲気だった。
かわいらしい小学生君達が登校している。
…と、思ったら、なぜか珍しがられて追いかけられた(笑)

御油の松並木は、すばらしかった。
今日は、色々な松並木や、昔の町並みが多くて、どれも見所があったのだが、ここの松並木はすばらしかった。
藤川の町もきれいでいい感じ。
小学生君達が、広重の絵を模写している。江戸時代が現代につながっていた。

□新居の朝日


午前10時。
岡崎で、それは起こった。
「ベキィィィッ!」
という音と共に、フロントバックが折れて落ちたのだ。
中身がばさあああっ、と落ちる。
フロントバックは、どうしようもなく、付け根が折れていた。
ひえ〜。
どうするよ!
仕方ないので、岡崎城で色々策を練った。
そして、後ろに全てパッキングするという防御にでることで解決した。
地図が見れないのが結構ダメージだけど、なんとかなった。
でも、相当精神的に凹んだなあ(笑)

桶狭間合戦場!
さすがに誰でも知っている、超有名なこの場所は、じつは国道のすぐ脇にある!
いってみれば、小さな公園。
そのなかに、古びた墓が並んでいる。
今川義元。
名君といわれ、愚君といわれ、その評価は分かれるが、
墓だけ見れば、質素で、寂しくて、そして荘厳だった。

名古屋の街は、さすが、すごく都会だった。
そして、結構走りにくかった。
でも、いろんな人に声をかけていただけて、嬉しかった。
今日は曇りだったので、テンションが下がっていたのだ。
ホント、ありがたい。
さてさて、
ここから、木曽川、長良川を越える。
どっちもでかい!
車道も、橋も、でかいー!
でも、どうして、橋の歩道がこんなに狭いんだ??

桑名の宿でだんだん走りたくなくなってきた。
今日も一日向かい風だったな〜。
というか、毎日、だよな〜。
もう走りたくない、と思っていると、四日市で迷った。
ここは、意地でも車道を厳守すべきだ。
そうしないと、歩道が途中で切れて、階段になる。
四日市だけで、歩道橋階段を6回も上った。
さらに雨が降り出した。
しとしとしとしと、JRの四日市駅は、すさまじく寂れていて、散々な気分だった。
(今日の宿は「四日市駅前」と称しているにもかかわらず、JRでなく近鉄四日市駅前にあった。ホテルの方曰く、四日市は近鉄の駅が発展していて、四日市駅、というと、こっちをいうらしい。そうなの??)

今日は、メカトラが応えて疲れた。
でも、ホテルどまりなので、嬉しいww
やはり、冬は、夏と違って食費と飲料費が大幅に浮く分、我慢せずに宿に泊まるべきだ。
天気予報によれば、明日は晴れるらしい。

□今川義元、墓。


 
  


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