日本縦断ツアーの報告書です。
    今回は、東北編、8月16日の報告です!






□8月16日;

<走行記録>
天気;小雨のち晴れ
距離とアップ;127.9km、600up
最高時速;44.5km/h.
平均時速;19.4km/h.
ルート;矢立峠〜弘前〜青森〜野辺地
宿泊;野辺地の海岸(十符ヶ浦海水浴場;トイレ炊事シャワーあり。管理人いたら600円払うべし)
入浴;なし

<道路情報>

・国道7;走りやすかった。青森前にちょっとアップダウンがあるくらい。
・国道4、県道259;野辺地までけっこうアップダウンあった気がする。それよりなにより風が強かった。

<報告書>

矢立峠の朝は早かった。
あたりは一面の霧。
ちょっとした小雨状態だった(テントは悲惨な状態だったww)
食料がそこを尽きていたので、仕方なく朝食なしで発進!

すぐに青森県に突入!
青森のガードレールは素敵だ。りんごのマークがあしらってあるのだ。さすが青森。(ほかにもホタテや魚バージョンもあった)
あたりは、夏だというのに、けっこう冷え込んでいて、それゆえの凛とした空気の張り詰めを感じて、身が引き締まる。
途中コンビニと発見したので、朝食。ちょうどレーサーのおじいさんと遭遇して、色々話した。
おじいさんから進められたのは、弘前城。
なかなかいい城らしい。

これはいってみるしか!
と思って、やってきた弘前城。
朝が早く、人もまばらだが、それでも散歩に来ている方々がいて、ちょっとした世間話をしながらパンをかじる。
夏の朝らしく、日差しが照りつけてきて、蝉が鳴き始める。
なんともいえない、心地よさを感じて、ふうっ、と息をついた。
弘前城の落ち着いたたたずまいや緑がかった堀など、なにもかもが愛おしく思えた。

さて、青森に行く前に、ちょっとした地震があった。
いや、正確には青森ではちょっとした地震でも、宮城のほうではすごく大きな地震だったらしい。
青森までは、緑の山々を駆け抜けていく。
そして、街に着いた。
ちょうど去年もここに来たのでけっこう懐かしい。
さて、とりあえず、インフォに行って今日とまれそうなキャンプ場を探してもらった。
野辺地の辺りにいいキャンプ場を発見。
そこへ向かうことに。
一安心して、海が見える公園で昼食を取った。

 


□青森への道


さて、昼からは、野辺地に向かって、一直線。
海岸通の国道4号をひた走る。
ここは、けっこうアップダウンがあるが、それでも、晴れていたので、恐山とか、下北半島などが見られていい気持ちだった。
問題は、キャンプ場。
マップルには、夜越山森林公園のキャンプ場が載っているが、これがもう最悪に高い。
いわゆるオートキャンプ場というヤツだ。
キャンプはキャンプでも金持ちの道楽用の、なんちゃってキャンプ。
われわれ貧乏チャリダーにはあほらしくて泊まっていられない。
この日、泊まる予定だったキャンプ場は、野辺地のもっと奥にあるキャンプ場だった。
でも、探しても探しても見つからない。
この辺りは、牧場が多くて、ちょっと奥にはいるとアップダウンが激しい
。 もう、夕方になってきて、キャンプ場の係りの方に電話で案内してもらったのに、結局わからずじまいだった。
やむをえない。係りの方に、謝って、今日はキャンプ場をあきらめ、野辺地のどこかで野宿にすることにした。

野辺地について、野宿ポイントを探す。
さすがに、自分で探すだけの元気がなかったので、(キャンプ場が発見できなかったのことで相当凹んでいる)
直接、野辺地の警察署に殴りこんだ(笑)
「野宿できる場所を教えて欲しいのですが!」
事情を話すと、警察の方は、すごく親切に、地図まで用意してくれて、とっておきの野宿ポイントを教えてくれた。
野辺地の海岸の海水浴場のちょっとしたキャンプ場で、地元の人たちもよくキャンプするらしい。
ついでに、今なら係員がいないからお金を払わなくていいよ、とも教えてくれた。
本当に、感謝感謝だった!
そして、
無事、海水浴場に到着。
テントを張って、ご飯をつくって、
地元の方々と一緒に話したり、アイスをもらったりと、東北の人々に癒されながら、この日の夕日も落ちていった。



□野辺地の夕日


  


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