日本縦断ツアーの報告書です。 今回は、北海道編、8月19日の報告です! |
□8月19日;「小樽へ」 <走行記録> 天気;曇りのち雨 距離とアップ;111.18km、1200up 最高時速;51.0km/h. 平均時速;17.9km/h. ルート ;蘭越〜ニセコ〜余市〜小樽 宿泊 ;小樽ヴィラマウンテンユース;ロッジ風のユース。すっごく綺麗!ここのランドリーは電気式のため乾かない。 入浴 ;同上 <道路情報> ・国道5号のアップダウンはきつい。 ・でも、二つある峠はあまりきつくなかったと思う。 ・小樽がすごい坂!特に、ユース前が…。 <報告書> この日も朝から曇っていて、いつでも、雨よ来い!、って感じだった。 まず、 ヘッドライトの電球が切れて凹んだ。 ニセコが曇っていて見えなかったのが、凹んだ。 ついでに、出発し始めて、しばらくして、 道を間違えたと思って、キャンプ場まで引き返すと、 実は間違えてなくて、無駄に距離を稼いでしまったことにも凹んだ(笑) というか! ここは、注意だ。 道路わきの札幌方面の看板に、時々、 「函館〜km」 と書いてある。 だから、あ、やばい!函館方面(南)に向かってる! と、思ってしまいがちだが、実は、そうではない、間違っているのはこの看板のほうだ。 このときはまだ、方位磁針をもってなくて、太陽で方向を推察していた時期だったので、 曇りの日はめっぽう弱い。 さて、倶知安峠、稲穂峠と、ふたつほど、国道5号沿いに峠があるが、 これはそんなにきつくはなかった。 ただ、買出しは必須かもしれない。 ここら辺はわりと山の中に深々と入っていって、 晴れの日だったらきれいだろうな〜、と思わず思ってしまう。 絶対に、ここで逃したくない観光スポットが、 道の駅「スペースアップルよいち」 ここは、国道229にちょっと入ったところにあるのだが、 かの有名な宇宙飛行士毛利さんにちなんで宇宙博物館が併設されている。 極貧チャリダーにここは入れないが、せめて、トイレだけでも入ってみよう。 ここのトイレはすごい!(男子トイレに限る) 男子用便器前にたつと、 いきなり、目の前が光りだして、 宇宙に行くかのように電気がビカビカ光出す! さあ! 宇宙へ出発だぁ! なんてノリで、 小さいほうを勢い良く済ませることが出来る。 たかが、男子便器、それでも、なかなか凝った嗜好が凝らされている。 また、お土産屋に行って、宇宙食などが帰る。 枝豆だとか、絶対もらって嬉しくないものが、売り上げ一位だったりする(きっと一番安いからだ) |
そうそう、 ここでW稲田大学のチャリ部にあったけれど、 なーんか、感じ悪かったな〜〜。 なんというか、やっぱ集団でのツーリングになると、その中で、固まってしまう気がする。 彼らには、せっかく旅に出ているというのに、あまり地元の人や、ソロチャリダーと交わろうとしないのだ。 これは集団でのツーリングという形式をしているからゆえの排他的雰囲気なのだろう。 ソロチャリダーになると、全く違ってくるはずだ。 なぜなら、同じW稲田のチャリダー君にこのあと会うことになったのだが、 彼は最高にいいヤツだったからだ。 (ちなみに、実力もすごかった!) さて、 ここから海辺をひた走る。 札幌までのこの海辺の道は景色がすばらしい。 ただし、 小樽まではちょっと信じられないくらいの坂が続く。 いや、 小樽に入ってからも坂が続く。 でも、 この小樽の町は その坂ゆえに、比類のない美しさを獲得しているといえる。 山の斜面に並ぶ、小さくてカラフルな家々がすごく可愛らしくて美しい。 小樽の町並みは、その迫る山々と坂によって、 より、深みを増し、 そして、小さな運河と、 廃線となった鉄道のなごりをとどめる市街は、 目新しくもどこか懐かしい、そんな気分にさせてくれる。 運河沿いの花壇ひとつとっても、愛らしい、 そんな町なのだ。 |
さて、 ユースは山の上にあるのだが、(「ユースは山の上にある原則」適用範囲) ここのユースへの坂は かつてなく厳しいものだった。 観光パンフ曰く、 「地獄坂」…らしい。 斜度は15%でえらく長い! ゆっくり登りたかったが、 だんだん雲行きが怪しくなってきて、 ぽつり、ぽつり、ときはじめた! さすがに、降りて押すのも悔しかったので、 歯を食いしばって登りきったが、 これがもとで自転車にガタがきてしまった!! ユースに付くと、どしゃぶりの雨!! ふぅ〜〜、間に合った。 それにしても、 すごい坂だ。 ユースの人曰く、 チャリダーの人でもなかなか登りきれないらしい。 これを読んだ人は、ぜひ!チャレンジしてみよう!! |
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