デスバレー砂漠縦断予告

















たとえば「世界一暑い砂漠を自転車で押し進む16日間」、という提案。



「灼熱の砂漠に、サラリーマンが、有給休暇で挑む。」



2015年の南極大陸自転車旅行から、1年。

南極は、世界で最も寒い場所への挑戦でした。

サラリーマンとして、与えられたお小遣い、有給休暇の中で、どんな遊びができるのか、そういった事に挑戦し、とても印象的な体験をさせていただきました。



それから、2年。

2017年は、うってかわって、世界で最も暑い場所に挑みます。

相棒には、やっぱり自転車。

走る場所は、デスバレーというアメリカにある砂漠地帯です。

この砂漠に広がる未舗装路を自転車で走りたいというのが今回の企画になります。





「夏季デスバレー自転車未舗装路縦断」というのが自分のやりたいことが表現されたタイトルになろうかと思います。


@ 舞台は、アメリカ合衆国デス・バレー。世界最高気温56.7度を記録した灼熱の世界。せっかくだから、暑い時期にやりたいと思います。

A 主に走るのは、砂漠地帯(未舗装路)。自転車で縦断した他の方の記録を探しながらの手探りでの挑戦となります。「走れそうもない場所を走る」という歓びを感じたいと思います。

B 標高は2,200mの山岳地帯から−80mの砂漠地帯まで。バライティに富んだ風景。この風景のために一眼レフの購入すら考えています。

C 挑戦者の「弱さ」は折り紙つき。典型的な日本のサラリーマン。身体共に出発前からボロボロ。しかし、この休暇で思いっきりリフレッシュできれば、と思っています。流石に砂漠走っていて仕事の事は考えないだろ、と。

D 資金は日々の節約とお小遣いで工面。自転車は5万円のマウンテンバイク。装備は、しまむら、ホームセンター、100円ショップを駆使して挑みます。僕にとっては、旅行の資金稼ぎから全てを含めて冒険なのです。





道なき道を走る技術は南極大陸で、少ないながらも手にすることができました。

しかし、道なき道は、何も雪の上だけではありません。

深いジャングルの中、広大な海洋、そして今回の舞台である荒涼とした砂漠。




元々、今回のデスバレー未舗装路は南極のためのトレーニングとして企画しておりました。

幸いにも南極のほうが先に回ってきたので、これだけが課題として残された形です。

幸か不幸か、JALのマイルの有効期限が迫って来ており、航空券を確保する必要に迫られておりました。

この旅行のチケットに、存分に使わせていただく所存です。



今回の旅行は、例によって有給休暇でやります。

社会人になってしまったら、とても長い休暇はとれません。

しかし、短い時間であったとしても、その旅行の密度を濃くすることで、

とんでもない濃厚な体験ができるのではないか?

そのようなことに挑戦するのが、僕が愛する「有給休暇の旅」です。



来年、今の会社に勤め続けて10年になります。

そのため、リフレッシュ休暇という連続したお休みをもらえます。

そのお休みにお盆休みをくっつけられないか、と考えているのです。



しかし、そこは会社の意向次第です。

繁忙期に重なってしまったら、まず休暇は取れませんし、

また、休暇を取得すること自体を「悪」とされる方もおりますので、

そのような方々に睨まれてしまったら、一巻の終わりです。

いわば、この旅行に行けるかどうかは、運任せ、ともいえるでしょう。

一番の難関は、正にこの「有給休暇の壁」であろうと思っています。

僕にとっては、やはり仕事を優先させたい気持ちが強いので、

会社が「×」といえば、この旅行は中止にしようと思います。





コンセプトは、「本気の冒険を、もう一度。」


2017年、夏の出発を目指します。









自転車旅に先立つお小遣い帳(備忘録)
 @一番コストのかかる航空券は出来る限りマイルを活用。(諸税除く)
 A既にある普段着や靴を転用。装備の追加購入の低減を図る。
 B金に余裕があればデスバレー入口まで車移動できれば嬉しいが…


<<航空券など>>
航空券代(できるだけマイル使用)222,020円
空港荷物搬送代(3800×2)7,600円
国内空港移動代(伊丹・関西)2,500円
衣服類(イオン・しまむら等)1,000円
衣服類(空調服)20,000円
自転車タイヤ(マウンテンバイクの場合)20,000円
自転車事前整備費用10,000円


<<現地費用>>
アメリカドル50,000円(500ドル)
保険(海外保険OFF)4,000円





現地へ持ってく持ち物

・パスポート
・ワールドキャッシュ(要入金)
・航空チケット
・財布くくりつける用
・財布、盗まれる用(少量のお金20ドルくらいの現金と日本円)
・クレジットカード
・トラベラーズチェック
・現金(現地通貨、日本円)
・パスポートのコピー
・自己データ表
・保険契約証
・南京錠
・鍵2つ
・ガイドブック ←コピーしたもの+携帯のデータ
・電子辞書(日英、英日)←携帯電話と兼ねる
・ビニール袋
・ビニールテープ
・はさみ
・エンド金具
・自転車 (ファットバイクかマウンテンバイク)
・輪工袋
・ヘルメット
・フロントバック
・キャリア
・フロントライト
・リアライト
・スピードメーター
・バックミラー
・サイドバック×2
・替えチューブ×2
・パンク修理セット
・アーレンキー
・替えタイヤ×1
・ドライバー
・替えネジ
・替えブレーキシュー×2
・工具セット
・オイル
・空気入れ2本
・三本締め
・サングラス
・テント
・ヘッドライト
・ゴア
・荷台紐×2
・軍手
・着替え(白長袖×1、短パン×1、白綿ズボン×1、Tシャツ1、パンツ×3、靴下×3、ハンカチ×2、タオル×1、空調服×1)
・ゴミ袋、スーパー袋
・洗面道具
・ペン、ノート
・トイレットペーパー
・電池たっぷり
・現地地図のコピー
・日焼け止め、オロナイン、正露丸、風邪薬、ばんそうこう、インテバンなどの医薬品
・ビタミンC、などの栄養剤
・すそ止め
・デイバック
・ヒップバック
・デジカメ、デジカメ充電器、電池などなど
・携帯
・MP3、その充電器
・携帯充電器
・シュラフ
・帽子
・みみせん
・耳かき
・顔石鹸
・クリーム
・眼鏡
・つめきり
・銀マット
・洗濯用洗剤
・旅の資料
・目薬
・イヤホン予備
・リップクリーム
・腕時計
・ソーラーパネル
・食料(ナッツ、塩飴、ゼリー)
・ESTA







リアルタイムブログ

旅の準備から現地の情報までリアルタイムでお伝えする旅のブログはこちら☆

↓こちらのカテゴリ「【サラリーマンが】デスバレー未舗装路【行く!】」にて


とまらない好奇心 http://yaplog.jp/nonstoprun/






地図とプラン


(画像参照:デスバレー国立公園公式HP:
→https://www.nps.gov/deva/index.htm)


8月 9日 須磨〜JR〜三宮〜バス〜伊丹空港〜成田空港
8月 9日 ラスベガス空港〜買い出し〜Best Western(宿) 25km
8月10日 Best Western(宿)〜R95〜エリア51(Fort Armagosa RV Park) 138km
8月11日 エリア51〜R95〜Beatty 48km (水などの補給)
8月12日 r374〜TITUS CANION(43km)〜r190〜Scotty Castle〜Mosquite Spring 94km
8月13日 Mosquite Spring〜r190〜Racetrack Valley〜Hemestake Dry Camp 56km
8月14日 Hemestake Dry Camp〜悪路(11.2km)〜舗装路(42km)〜r190〜Panamint Springs 73km
8月15日 Panamint Spring〜r190〜StovepipeWellsVillage〜r190〜FurnaceCreek 84km
8月16日 FurnaceCreek〜r190〜Klamath Court 98km
8月17日 Klamath Court〜r160〜ラスベガス市内 102km
8月18日 ラスベガス市内〜ラスベガス空港 12km
8月19日 ラスベガス空港〜サンフランシスコ空港
8月20日 サンフランシスコ空港〜関西国際空港〜バス〜三宮〜JR〜須磨
  合計                                730km





inserted by FC2 system