日本の東を攻めるツアーの報告書です。
    今回は、北海道編、8月11日の報告です!






□8月11日;

<走行記録>
天気;雨のち曇り
距離;185km
最高時速;44.5km/h.
平均時速;20.6km/h.
ルート ;忠類〜中札内〜帯広〜音別〜白糠〜釧路
宿泊  ;釧路星の牧場ユース;木造の牧場風のユース。この10月で閉まるって聞いたけど…すごく残念。継続希望。
入浴  ;同上

<道路情報>

・ 道の駅なかさつない;大きな東屋、綺麗なトイレ。
・ 国道38の山の中走りやすい。トンネルに歩道はない。
・ 釧路市内は路肩が悪い、という印象が大きかった。大きな道路は綺麗なんだけどなあ…

<報告書>

「ねぇ、この雨、なんとかならないんでしょーか??」
「うーん、今日は雨みたいねえ…天気予報では曇りだったのにねえ…」
「はあ、やってられませんよねー」
「そーねー」
「これ、ください…」

朝から、雨。
セイコーマートのおばちゃんと天気について話していた。
ついでに、コーヒーとアンドーナツを購入する。
外は雨。
曇りだって言ってたのにー。天気予報のうそつき。

あっち(帯広)はもっと天気悪かったわよー。
はああ、これからそっちに向かうんです…

ついてないなあ。
ま、雨男だからしょうがないか…


そう!
今日は、そんなこと言ってられない!
今日は…今回の旅のメイン「幸福駅」へと向かう日だ。

幸福駅は今は廃線となっている駅。
帯広寄りにある愛国駅とともに、人気のある駅だ。
ぜひ!行こうとおもった。いい加減、幸せになってもいい年頃だから!
(ちなみに、同じ路線の旧大正駅を改築したのが有名なライダーハウス大正かにの家らしい)

幸福駅にて
駅舎が見えてきた。
―――すると、駅員、ではなく、売店のおじさんが挨拶してきた。
「切符いらないかね?」
「要ります。幸せゆきの片道切符、ください」(今思えば、恥ずかしすぎるセリフだ)
切符をゲットした。
これで幸せになれる!さあ!来い!幸せ!!

ちなみに幸福駅には幸福を求める人、幸福がやってきた人、の写真や名詞がたくさん張られている。
ぜひ!行ってほしいスポットだ。

そして愛国駅に行った。
愛国駅は幸福駅に比べると結構質素な感じ。
ここにて、おじさんと会う。
色々旅の話で盛り上がった。おじさん、いい道があるって言って、帯広から釧路までの近道を教えてくれた!早速、幸せがやってきた予感。

 


□幸福駅


―――が!
おじさんに言われた道なりにそのまま音別を目指したのだが、非常にこの道アップダウンが激しい。
いわゆる白い道だ。これはきつい。そして雨が激しく振り出した……しくしく。

幸せは歩いてこないから、だから走って追いつくしかないと思う。
走っているうちに、晴れてきた(さっきの雨はどこへ行ったんだ??)
十勝平野一面晴れ!向こうにはさっきの雨を降らせていた雨雲が見える。遠くから見ると綺麗ですらある。
そのまま国道38でぐいぐい進んだ。

国道38号は浦幌から山に入る。
山の中でのこと。
前方にママチャリ発見。地元の方かなー。とか思って抜かしにかかる。

が!
速い!なかなか追いつけない、さすが道産子、強いな!
なんとか追いついてわかった。チャリダーだったのだ。
いわゆるままチャリダーさん。一緒に、そのまま釧路前まで走った。
それにしても、ママチャリって意外に速い。いや、この人が強いだけなのか??

釧路ではユースに泊まった。
ペアレントさんは一見無愛想な雰囲気のおじさんだったが、実は色々世話を焼いてくれる方だった。
おじさんも考古学をやっていた過去があり、考古学部のぼくとは色々話して盛り上がった。
おじさんからもらった釧路の黒曜石は今でも宝物だ。
相変わらず無愛想に「もってけ!!」とか言ってくれたんだけど(笑)



□十勝平野


  


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