日本の東を攻めるツアーの報告書です。 今回は、北海道編、8月12日の報告です! |
□8月12日; <走行記録> 天気;曇りのち雨 距離;154km 最高時速;46.5km/h. 平均時速;20.3km/h. ルート ;釧路〜厚岸〜厚床〜根室〜納沙布岬 宿泊 ;納沙布岬;東屋あり。水場、トイレも24時間。。 入浴 ;なし <道路情報> ・ 国道44は緩やかなアップダウンが続く ・ 根室付近、アップダウン激しい。 ・ 納沙布岬までは比較的平坦、岬には売店多数。ライダーハウスもあったとおもう。 <報告書> 朝起きたら、昨日のママチャリダーさんに出会った。しかもユースで。同じユースに泊まっていたらしい!昨日は早く寝ちゃったからなあ…気づかなかったみたい。 釧路を出て東へ向かう。 今日目指すのは納沙布岬! 日本最東端だ。 今まで、自転車でいける日本の端(北;宗谷岬、南;佐多岬、西;平戸島)は3箇所攻めているので、今回納沙布に行けば晴れて東西南北制覇☆ わくわく… 国道44ではひたすらに向かい風を受けて、なんかあまり記憶にない。 ただただ、ひいひい言いながら走っていた感がある。 ただ、山の中を走ったり、湿原の中を走ったり、牧場のすぐ脇を走ったりと、この道は飽きなくていい。ママチャリダーさんも同じ方向だったので、途中何度かあって話しながら走った。 |
根室は結構な山。 途中スワン44ねむろって道の駅があるんだけれど、こことこの先からの風連湖の眺めがすばらしい。 そのくらい、アップダウンがあるってことで(汗) でも、野生動物(鹿、キタキツネ、タンチョウ?とか)など沢山いて楽しい。 根室からは県道35. ここから雨が降り出した。 根室半島は、一面の霧雨。 あたりは真っ白、その中に沢山の花が咲く。。 天国へ行く途中のお花畑ってこんな感じなんだろうな、って思った。 実に、現実離れした風景。 ……日本4端の中でここが一番最果て感があったなあ。 |
納沙布岬はやっぱり霧でなにも見えなかった。 そして、猛烈に寒かった。信じられないくらい寒くて、震えながら、即、テントを張って寝袋にもぐりこんだ。 ―――夜 けたたましい海鳥の声が辺り一面にこだまする。 灯台のサイレンの音も、時間をおいてなんども鳴る。 ビクッ、としてテントから顔を出せば、辺りは霧で真っ白。 自分が今どこにいるのかすら、わからなくなる。 幻想的で、寂しくて、取り残されたような、忘れられないあの音とこの風景。。。 |
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