日本の東を攻めるツアーの報告書です。 今回は、北海道編、8月14日の報告です! |
□8月14日; <走行記録> 天気;晴れ 距離;170km 最高時速;51.5km/h. 平均時速;20.9km/h. ルート ;開陽台〜摩周湖〜神の子池〜屈斜路湖〜美幌峠〜美幌〜女満別 宿泊 ;寄人浦キャンプ場;無料で綺麗。人が多い。 入浴 ;女満別温泉;道路わきに看板あり <道路情報> ・ 裏摩周への登りはきつい。 ・ 神の子池へのダート。砂利が多いが、道はしまっている。アブが時間帯によっては殺人的に多い。 ・ 道道1115から国道391号線への白い道でのアクセス、看板あり <報告書> 朝の開陽台は真っ白な霧に包まれて、それに朝日があたって、一面がまぶしかった。 霧は開陽台からおりて裏摩周への道へ入っても続いた。 裏摩周へは道道150から向かう。 この道はアップオンリーなのだが、それ以上に、アブが多い。 虫除けスプレーを全身にかけるが全く効かない。 どんどん留まっては容赦なく刺してくる…このあたり一帯がずっとそう。 裏摩周。 晴れた摩周湖を見ると、女性は結婚が3年遅れるという。男性は出世が3年遅れるという。 (男性のほうがリスクが大きいのは気のせいか??) そして―――晴れた。 雨男の僕の目の前には絶対見れないであろうと確信していた風景が広がっていた。 鏡のような湖面には、空の雲から山の木々から全て映し出されている。 湖の色は深い、本当に深い、蒼。 息をのむ光景とはこれを言うのだ、そう感じた。 |
そのあと、向かったのが神の子池。 この池はいろんな旅人から行くべきだ、行くべきだ、と念を押されてきた因縁の場所。 遂に行った! ここまではちょっとダートがある。 その先は急に開けて、広場があって、さらにその先の森に池がある。 池からは、どくどくと大量の水が流れ出し、それが小川となり摩周湖に注ぐ。 その池の色は、この世のものとは思えないほどの青みがかったエメラルドグリーン。 あまりに美しくて、ただただ圧倒されるばかりだった。 そして、次からぼくが他の旅人に言うようになった。 「神の子池には絶対にいくべきだ」と。 |
神の子池からは、道道1115を通って白い道を経由して国道391へでた。 そして北海道開拓にて囚人の使役によって完成したことで有名な野上峠を超え、屈斜路湖へ。 今日は、観光ポイントが非常に多くていい。 屈斜路湖で行きたかったのは、砂湯。 湖畔に沸く温泉だ。 確かに、砂浜を掘ると熱い!温泉がわいてきて、みんな水着をきて使っている。結構不思議な光景だw そのあと美幌峠を経由。 ここからの眺めもすばらしい。 峠の上はごろごろと割れやすい岩がころがり、その先に展望台がある。 そこから見る屈斜路湖は格別だ。強い風がここちよい。 その後、美幌、女満別と経由してキャンプ場へ向かった。 明日、サロマ湖畔の常呂へついて、この旅もゴールだ。感慨深い。 (ここで旅の後は授業の一環で発掘を行う予定があった) ……と、一人で感慨に浸っていると電話がなった。 今回の発掘を指揮される先輩からだった。 「あー、おーしま、すまないが、常呂に着くのはもうちょっとあとにしてくれない??」 という内容だった。 ……そんな!明日、着くのに。 仕方ないので、今回の旅は当初の予定を拡大して、まだ続けることになった。 とりあえず、明日は北へ向かおう…。 |
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