日本の東を攻めるツアーの報告書です。
    今回は、北端編、8月7日の報告です!






□8月7日;

<走行記録>
天気;晴れ
距離;124km
最高時速;46.5km/h.
平均時速;17.4km/h.
ルート ;中ノ島〜県道12〜亀ヶ岡縄文遺跡〜県道12〜県道114〜国道101〜県道153〜県道200〜国道339〜国道7〜浪岡〜青森
宿泊  ;青森臨時キャンプ場
入浴  ;コロナワールド;7号沿い、アミューズメントパーク内350円。超快適。

<道路情報>

・ 県道12、店なし。
・ 津軽富士見湖;県道沿いから湖畔は見られない;上の土手(歩道)から見える。

<報告書>

なんというか……お腹がすいた。。。

朝、キャンプ場にてご飯を炊き、ご飯+携帯食料というありえない組み合わせの朝食を食べ、「一刻も早く!うまいものが食べたい!」と思って走り始めて、早2時間。
一向に、店は現れない。。。

県道12、恐ろしい道だ…

亀ヶ岡縄文遺跡は、非常に有名な遺跡だ。
この遺跡を知らなくても、ここから出た土偶は誰でも見たことがあると思う、あの宇宙人のような、○ラエもんの「日本誕生」に敵キャラとして登場した、アイツ、だ。
さすが!知名度があるだけあって、町のいたるところに、土偶をイメージした看板が立っている。
また、遺跡現場には巨大な石の土偶がある。別に、興味なくても、立ち止まってしまう。
ぼくは、ここから出た土器に興味があったので、白い道を奥へと進んで、「縄文館」という資料館へ行ってみた。
が!
―――「休館」
ぼくにはありがちな展開。ここにきて、空腹がピークに達したのでついに携帯食料を食べ干してしまう。。。

そして、県道12にて完全に、飢餓状態に陥ったのだ。。。

 


□亀ヶ岡遺跡


飢餓は、国道にて解消された。コンビニは偉大だ。これだけで日本に住んでいる価値があるというものだ。
さて、津軽富士見湖、弘前のりんご畑など、今日は見所が満載だった。
いや、別に弘前へ向かうつもりはなかった。
―――が!ぼくの方位磁針が故障しておりあろうことに、北(青森方面)に向かっているはずが、南へ向かっていたという落ち。
「弘前市」の看板を見たとき、心底裏切られたと思った。。。

まあ、せっかく来たので青森へ行く途中にある浪岡城へ寄ってみる。
ここは、南北朝時代、北畠親房が根拠地にした場所だ。でかい、非常に、でかい城がある。
とはいっても、復元されているというよりは、土塁が横たわっているといった感じ。
初めは入り口がわからなかった。(でかいのが悪い!)しょーがないから、適当に土塁を上ってみることに!
周りに堀っぽい凹みがあったが、まあ、空堀だろう(さすがに600年前の水が残っていることはない、と踏んだ)
ってわけで、「わっほーーーい!」と、土塁へ突っ込む!
―――が!!!!
ズボォォォッ!と足が泥にはまった。。。ずぶずぶ沈んでいく。そう、堀がまだ生きていたのだ!!
マジかよ、浪岡城。
泥だらけになった足を見ながら、心底恐れ入った。(その後、靴と足を洗う作業に従事し、昼のねぶた祭り参加は願わなかった)
ついでに青森の三内丸山にも寄ってみた。ここもすごい。とりあえず、青森に来たら行き、のスポットだ。博物館もタダだしね☆(ここ重要)

青森。ねぶた。最終日。
最終日には、花火があがる。
―――夏は花火。
ぼくは、ここにて再開したKくんと、キャンプ場で知り合った日本3周目のおばあさんチャリダーと一緒に花火を見ていた。 花火のきらきらな光の筋。
豪快な音。大好きだ。
このキャンプ場にてたくさんの濃いメンバーに出会えたこと、こうやって青森まで来たこと、そして明日には北海道にわたること、別にどれもどおってことないんだけれど、どうしようもなく、愛おしく思えた。
とりあえず全部花火のせいにした。。。



□浪岡城


  


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