□報告書

<プラン>
□ルート;


板橋~環七通~国道6~国道464~国道16~道の駅やちよ
道の駅~印旛沼自転車道~印旛沼~国道464~国道51~佐原
佐原~国道51~水郷~霞ヶ浦~国道51~鹿島神宮~銚子

<googlemap 画面上ダブルクリックで拡大できます>








<走行記録>
天気;晴れ
距離;188km

<道路情報>

・印旛沼自転車道は幅も広く、休憩所もあって快適
・国道464、国道51共に道はほぼ平坦
・鹿島神宮からは国道124、道幅広く交通量多い



報告書;


ゴールデンウィークは遠くまで走りたいと思った。

ちょうど、就活中だったから、毎日が大変で、とても疲れていたので。

ぼくにとって、思いっきりに春を感じられるような甘酸っぱい場所に行きたかったのだ。

というわけで、房総半島というのは東京都民の単純な発想だろうか?(笑)

板橋の実家から環七通を走って、荒川を渡る。

そもまままっすぐ走って松戸まで。

そこから国道464にでれば後は千葉茨城まで一直線だ。




□東京都心のウォーターフロント




結構、千葉県民、茨城県民は田舎モノって東京でいわれていて、ぼくは驚いた。

板橋区民からいわせれば、むしろあっちのほうが都会なのだ(笑)



□千葉に入ると一気にのどかな風景


国道464は大きな道路なのだけれど、ちゃんとその脇に路肩が確保されていていい感じ。

途中で国道16に、そして印旛沼方面へ向かうため、八千代橋を渡ったところから北へ向かって自転車道を利用することにした。

利用したのは印旛沼自転車道だ。




□印旛沼自転車道




□自転車道沿いの風車




自転車道はすっかり春の空気につつまれ、

ぼくのように自転車でサイクリングをしたり、

家族でピクニックをしたりする人たちで溢れていた。

このまままっすぐ行けば印旛沼にでて、そこから国道464に接続。

成田を目指した。

成田といえば、成田空港で有名な町。

ぼくも海外遠征で幾度も利用している。


□ひとやすみした成田の公園



今回は成田が目的ではなくて、そこから先の佐原・鹿嶋が目標だ。

アップダウンも少なく、気持ちのいい道がずっと続き、

やがて、水郷佐原、そして霞ヶ浦へと出た。




□霞ヶ浦




霞ヶ浦ではその圧倒的な大きさに改めて感動した。

ここに来るのは2回目だが、1回目はこの湖の北を、

2度目は国道51号線をつかって南を走る。

ここから潮来を抜ければすぐに鹿島神宮だ。




□鹿島神宮




鹿島神宮にて、ちょうど昼過ぎとなったので、

お昼ごはんを食べつつ、待ったりと過ごした。

美しい朱色の門、

そして、周囲を隔絶されるかのような深い森に高い木々は、

こうした神社の特徴だ。

晴れていたので、その光と影とのコントラストは

いっそうくっきりと脳裏に焼きついた。

汗ばんだ額をぬぐって、ぼくは南へと進路をとった。



□神宮の森



鹿島神宮から国道124号線を走る、

大きく整備された幹線道路。

そこから左手には鹿嶋工業地域と呼ばれる製鉄所を中核に据えた大工業地帯が見える。

今でこそ、サッカーチームで有名になった町だが、

ぼくが小学生だった頃は、この製鉄所のほうが有名だった気がする。




日がだんだんと暮れてきて、サイクルメーターも180kmになったころ、

ぼくはゴールの銚子に着いた。

2年前、大学2年生のとき、房総半島の南をぐるっと回って、ここに着いたのだ。

あれから2年、

いつの間にかぼくは、この半島を走って繋いでいたのだ。




□銚子へ、再び




心地いい疲れのなか、ぼくは板橋駅まで自転車と共に眠りについた。
 
  



――資料と報告書トップページに戻ります。




 


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