□報告書;「始まりはいつも雨」

<走行記録>
天気;雨のち曇り
距離とアップ;64.63km
最高時速;44.5km/h.
平均時速;k19.3m/h.
ルート ;狛江自宅〜日本橋〜品川〜川崎〜狛江自宅
宿泊  ;自宅
入浴  ;自宅

<道路情報>

・銀座を自転車で走るとすごく目立つ。(備考)



報告書;

この日は、なぜ0日目とか言う冴えない設定なのかというと、実は、家を出発して、また家に帰ってきてしまったからだ。
とても、冴えない。
実質の旅の始まりは、そういうことで明日なので、この日は0日目。
 いよいよ、東海道の旅も始まりかぁ、と思ってわくわくして朝のカーテンを開ける。
すると、
死ね!
といわんばかりの大雨が降っていた。
しかも、まだ暗い。
冬だから夜明けが遅いのはわかるが、雨なのでいつもに増して暗かった。
萎え気味になりながらも、重い足取りで家を出る。(昨日の天気予報では「明日は曇りでしょう」っていってたのに)
 家を出て、とりあえず日本橋へ向かう、するとそれにつれていよいよ雨脚が強くなってくる。
(靴もすぐにぐしょ濡れ。まだ0日目だというのに・・・。)
皇居あたりになって、雨はやっと上がる。皇居は実は、初めて見たのだが、これって、東京駅のまんまえにあったんだ。日本銀行とかも周辺にあって、田舎上がりのぼくにとっては「おお〜〜」の連続。

 さて、日本橋に着く。
周りは大都会。
ビルの中、日本橋は当時の面影を完全に失いつつも、降下に掲げられた「日本橋」っていう看板でその存在を主張していた。
日本国道原票もきちんと見て、いよいよ、東海道征服ツアーは始まったのだった。

□皇居


ここからは、国道15号と旧東海道は一致しているので、車の中を迷惑がられながら進む。
道路わき(歩道)には当時の紹介の看板が色々並んでいて面白い。
「歌舞伎発祥の地」「銀座発祥の地」?銀座って発祥するもんだったんだ・・・。
そして、鈴鹿森刑場跡。そのすぐ前にある涙橋なんかも、歴史好きにはたまらない。

 そして、国道沿いの品川、多摩川沿いの川崎の宿(面影は全くない)を見て、多摩川沿いに家に帰った。
さっきは、雨に悩まされたけれど、今度は猛烈な風。
しかも、多摩川の西岸は大してサイクリングロードが整備されてなくて、ダートとかあって最悪だった。
 などなど、明日からの旅の予行演習的なことをして、昼には家に着き、特に何をすることもなくて、テレビゲームなどをしたり、濡れゴアを干したりして時間をつぶした。

 明日は、箱根なので気分的に重く、雨だったらいやだな〜と思った。このとき、九州まで続き多くのサイクリストに嫌がられた、雨男の伝説的雨コンボが始まったことを当の本人は知る由もなかった・・・。

□ここが全ての始まり=日本橋!


 
  


次の日へ進む

――資料と報告書トップページに戻ります。




 


inserted by FC2 system