□報告書;「鈴鹿の関」

<走行記録>
天気;晴れのち雨
距離とアップ;102.61km、700up
最高時速;34.5km/h.
平均時速;18.1km/h.
ルート ;四日市〜関〜鈴鹿の関〜水口〜草津〜大津
宿泊  ;スーパーホテル大津
入浴  ;同上

<道路情報>

・追分交差点から県道に行く際、そこからの国道1号への合流が難しい。
・関の宿へは、国道から少しそれれば入れる。大きな看板有り。
・鈴鹿トンネル京都向き右側は歩道ある。



報告書;

朝からたらふく食べた。
日本の宿は高い。
ユースも、安いホテルも、朝食つければ3500〜4000円はする。
経済的に厳しい学生には大変である。
だからといって、夏のように野宿をする気にもなれない2月であった。
仕方ないので、腹いせに、朝ごはんを詰め込むだけ詰め込む。
ここのホテルは、「デラックス朝食」と銘打っているだけあって、ドーナツ、コーヒー、パンなどの洋食から、味噌汁、ごはん、魚などの和食までそろっていて、しかもバイキング(ここ重要)なので非常によかった。(御愛好させていただいている)
気分が悪くなるまで食べて、トイレで粘りに粘って(朝食の余波)出走した。

関の町並みはすばらしい。
ここまで来るのに、猛烈な風に今日もあおられて(さすがに冬に西に向かうのはバカな気がしてきた)
死にそうになってたどり着いたので、より、感動も深い。
古い町並み。
なんども見てきた宿場の、街道に向かって入り口が均整にならぶ風景は、
ここも、ほかと同じなのだけれど、
ここを、ほかよりずっと魅力的にしているのは、やはり目の前に、横に、後ろにも迫るこの山なのだろう。
この先の山は今までのとちょっと違う。
古代三関の一、鈴鹿の関である。

鈴鹿の関は、
トラックがすごい。
歩道がない。路肩もない。
自転車はトラックにあおられながら、ひいひいと上るしかない。
でも、大丈夫。
旧東海道をいけばいいのだからッ!
とおもって、旧道に入ったら、どんどん道が狭くなっていった。
やがて、石畳になって、深い山の中へ!
そして、遂に階段ーーー!?
地元の人を発見したので、聞いてみると、なんでもここからトンネル(鈴鹿トンネル)の上を東海道は走っていたらしい。
ごめんなさい。
…トンネル使わせてもらいました。

□鈴鹿の関旧道


トンネルを抜けると、
そこからは快適な下り。
道の駅、あいの土山で休憩。
ここのトイレは面白い。いちいち便器にコメントがついている!
要は、一歩前に進んで用を足して欲しいらしい(女性にはわからないであろう、永遠のテーマであるッ!)
「思いやりの器 一歩前へ」・・・わかる。
「優しさの器  一歩前へ」・・・優しさは大切だ。
「幸せの器  一歩前へ」・・・だんだん分らなくなってきた
「活力の器 一歩前へ」・・・???活力??

草津まで来たッ!
いよいよ、この先、大津。
大津→京都=ゴール
ふっふっふ!
勝った!勝ったぞ!
この旅も終わりだ!

「ベキィィッ!!?」

草津まで来て、
勝利の余韻に浸っていると、
鈍い音と共に、サイドバックが落ちていった…。
また、またまた、メカトラだ(なんか今回のツアーのメカトラ率はすごいぞ!?)
そして、
雨が降り出した。

□草津中山道東海道分かれ目


 
  


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